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12月05日-01号

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  1. 水戸市議会 2000-12-05
    12月05日-01号


    取得元: 水戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    平成12年 12月 定例会(第4回)         平成12年第4回水戸市議会定例会会議録第1号        ------------------------             平成12年12月5日(火曜日)        ------------------------                議事日程(第1号)                     平成12年12月5日午前10時開会                    (                 )                     第4回水戸市議会定例会第1 議案第133号 水戸青少年問題協議会条例第2 〃 第134号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び水戸市税条例の一部を改正する条例第3 〃 第135号 水戸児童遊園条例の一部を改正する条例第4 〃 第136号 水戸火災予防条例等の一部を改正する条例第5 〃 第137号 水戸水道事業給水条例の一部を改正する条例第6 〃 第138号 市道路線の認定,廃止及び変更について第7 〃 第139号 河和田住宅新築(第1工区)工事請負契約の締結について第8 〃 第140号 国補公共下水道水戸浄化センター北系列ガス貯留設備機械改築工事請負契約の締結について第9 〃 第141号 土地の取得について(逆川緑地用地)第10 〃 第142号 平成12年度水戸一般会計補正予算(第6号)第11 〃 第143号 平成12年度水戸都市開発資金用地先行取得事業会計補正予算(第1号)第12 報告第44号 専決処分について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)第13 〃 第45号 専決処分について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)第14 〃 第46号 専決処分について(平成12年度水戸一般会計補正予算(第5号))        ------------------------本日の会議に付した事件 会議録署名議員の指名 会期決定の件 出席説明員の報告 例月出納検査結果の報告 議案の提出について(14件) 行政改革及び政治倫理等に関する調査の件(中間報告) 認定第2号 平成11年度水戸一般会計及び特別会計決算認定について 日程第1=ないし=第14  議案第133号=ないし=第143号,  報告第44号=ないし=第46号 追加議案の提出について(13件) 休会の件 次回の議事日程の報告        ------------------------出 席 議 員 (35名)              議   長 23番   高  橋  丈  夫  君              副 議 長 25番   伊  藤  充  朗  君                     1番   五十嵐      博  君                     2番   加  藤  光  子  君                     4番   佐  藤  光  雄  君                     5番   須  田  浩  和  君                     6番   野  村  眞  実  君                     7番   渡  邉  久  治  君                     8番   渡  辺  政  明  君                     9番   田  中  真  己  君                    10番   岩清水   昌  子  君                    11番   本  田  忠  弘  君                    12番   中  庭  次  男  君                    13番   田  山   知賀子  君                    14番   高  橋     靖  君                    15番   袴  塚  孝  雄  君                    16番   波  多  昭  治  君                    17番   雨  谷  精  一  君                    18番   田  口  文  明  君                    19番   内  藤  丈  男  君                    20番   小松崎   常  則  君                    21番   藤  田  精  治  君                    22番   村  田  進  洋  君                    24番   小  圷  和  男  君                    26番   真  家     功  君                    27番   友  部     明  君                    28番   須  能  昭  一  君                    29番   緑  川  賢  次  君                    30番   綿  引  喜  男  君                    31番   福  島  辰  三  君                    32番   小  林  一  彦  君                    33番   加  藤  一  嘉  君                    34番   松  本  勝  久  君                    35番   木  村     寛  君                    36番   常  井   成一郎  君        ------------------------欠 席 議 員                                   (なし)        ------------------------説明のため出席した者                市     長   岡  田     広  君                助     役   古  橋  貞  夫  君                助     役   小  泉  芳  治  君                収  入  役   内  藤  省  三  君                市長公室長     小  川  誠  之  君                総 務 部 長   照  沼  民  夫  君                財 務 部 長   遠  西  松  美  君                市民環境部長    平  戸  道  雄  君                保健福祉部長    大  貫  富  二  君                産業経済部長    長  山   眞理雄  君                建 設 部 長   植  竹  治  郎  君                都市計画部長    脇  山  芳  和  君                下水道部長     橋  本     耐  君                常澄支所長     小野瀬   茂  雄  君                水道事業管理者   江  橋     勇  君                水 道 部 長   小田木      進  君                教  育  長   吉  田     仁  君                消  防  長   加  藤  一  郎  君                監 査 委 員   江  田  俊  樹  君                連  絡  員   小  林   由紀夫  君        ------------------------ 事務局職員出席者                事 務 局 長   小  泉  友  次  君                事務局次長兼                          出  沢  裕  史  君                総 務 課 長                議 事 課 長   岩  渕  静  香  君                議事課副参事兼                課長補佐兼     吉  田     茂  君                調 査 係 長                議 事 係 長   永  井  好  信  君                書     記   永  井  誠  一  君                書     記   曽  我  哲  哉  君                書     記   田  澤  一  憲  君                書     記   湯  澤  康  一  君                書     記   棯  崎  芳  明  君          午前10時5分 開会     〔議長 高橋丈夫議長席に着く〕 ○議長(高橋丈夫君) 定足数に達しておりますので,ただいまから平成12年第4回水戸市議会定例会を開会いたします。 引き続き会議を開きます。        ------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(高橋丈夫君) 水戸市議会会議規則第79条の規定により,会議録署名議員の指名を行います。29番緑川賢次君,30番綿引喜男君,31番福島辰三君,以上3名を指名いたします。        ------------------------会期決定の件 ○議長(高橋丈夫君) 次に,会期の決定についてお諮りいたします。本定例会の会期は,14日間とすることにいたしたいと思いますが,これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋丈夫君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 なお,審議日程等につきましては,議会運営委員長常井成一郎君から,同委員会決定事項を添えて報告がありましたので,その写しをお手元に配付いたしました。        ------------------------出席説明員の報告 ○議長(高橋丈夫君) 次に,地方自治法第121条の規定により,説明のため本定例会の会議に出席を求めた者の職,氏名は次のとおりであります。                市     長   岡  田     広  君                助     役   古  橋  貞  夫  君                助     役   小  泉  芳  治  君                収  入  役   内  藤  省  三  君                市長公室長     小  川  誠  之  君                総 務 部 長   照  沼  民  夫  君                財 務 部 長   遠  西  松  美  君                市民環境部長    平  戸  道  雄  君                保健福祉部長    大  貫  富  二  君                産業経済部長    長  山   眞理雄  君                建 設 部 長   植  竹  治  郎  君                都市計画部長    脇  山  芳  和  君                下水道部長     橋  本     耐  君                常澄支所長     小野瀬   茂  雄  君                水道事業管理者   江  橋     勇  君                水 道 部 長   小田木      進  君                教  育  長   吉  田     仁  君                消  防  長   加  藤  一  郎  君                監 査 委 員   江  田  俊  樹  君 以上であります。 なお,財政課長連絡員として出席させましたので,御了承願います。        ------------------------例月出納検査結果の報告 ○議長(高橋丈夫君) 次に,監査委員から例月出納検査の結果について報告がありましたので,その写しをお手元に配付いたしました。        ------------------------ △議案の提出について ○議長(高橋丈夫君) 次に,市長から議案が提出されましたので,議事課長から報告させます。     〔議事課長,報告〕        ------------------------                             財政第388号                             平成12年12月5日水戸市議会議長 高橋丈夫様                             水戸市長 岡田 広               議案等の送付について 平成12年第4回水戸市議会定例会に提案するため,下記議案等説明書を添えて送付します。                   記市議会議案第133号 水戸青少年問題協議会条例  〃  第134号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び水戸市税条例の一部を改正する条例  〃  第135号 水戸児童遊園条例の一部を改正する条例  〃  第136号 水戸火災予防条例等の一部を改正する条例  〃  第137号 水戸水道事業給水条例の一部を改正する条例  〃  第138号 市道路線の認定,廃止及び変更について  〃  第139号 河和田住宅新築(第1工区)工事請負契約の締結について  〃  第140号 国補公共下水道水戸浄化センター北系列ガス貯留設備機械改築工事請負契約の締結について  〃  第141号 土地の取得について(逆川緑地用地)  〃  第142号 平成12年度水戸一般会計補正予算(第6号)市議会議案第143号 平成12年度水戸都市開発資金用地先行取得事業会計補正予算(第1号)報告第44号 専決処分について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)〃 第45号 専決処分について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)〃 第46号 専決処分について(平成12年度水戸一般会計補正予算(第5号))        ------------------------ ○議長(高橋丈夫君) それでは,これより日程に入ります。 本日の日程は,議案第133号=ないし=第143号,報告第44号=ないし=第46号,以上14件であります。        ------------------------行政改革及び政治倫理等に関する調査の件(中間報告) ○議長(高橋丈夫君) それでは,お諮りいたします。この際,行政改革及び政治倫理等に関する調査の件,それに継続審査となっております認定第2号,以上2件を日程に追加し,直ちに順次上程することにいたしたいと思いますが,これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋丈夫君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 それでは,まず最初に,行政改革及び政治倫理等に関する調査の件についてを上程いたします。 それでは,行政改革及び政治倫理等に関する調査特別委員長から中間報告を願うことにいたします。 34番,松本勝久君。     〔行政改革及び政治倫理等に関する調査特別委員長 松本勝久君登壇〕 ◆行政改革及び政治倫理等に関する調査特別委員長松本勝久君) 行政改革及び政治倫理等に関する調査特別委員会の現在に至るまでの調査経過等について,その概要を中間報告いたします。 本委員会は,平成11年第3回市議会定例会において設置され,市行政事務改革調査に関する事項,市議会事務改革調査及び情報公開に関する事項,市議会議員及び市特別職並びに市職員等の倫理に関する事項について付託を受け,議会が調査終了を議決するまで継続して調査を行うことが認められたものであります。 平成11年9月21日の第1回委員会以来,今日まで,10回にわたり委員会を開催し,慎重に調査検討を重ねてまいりましたが,その内容等については,お手元に配付いたしてあります報告書のとおりでありますので,朗読を省略させていただきますが,これまでの審議の概略を申し上げますと, 本委員会としては,さきに説明しました付託事項3件のうち,議会の情報公開を優先して調査することを確認した後,基本的な問題の方向性として,議会情報は公開する,実施時期については平成13年4月1日を目途に進めていくということで意見の集約を見ました。そして議会の情報公開に係る細部については,平成12年11月6日開催の第7回委員会において,議会情報公開に関する小委員会を設置し,検討することになりました。平成12年11月27日開催の第10回委員会においては,佐藤光雄委員会委員長から,「議会情報の公開の実施方法については,議会独自の条例を制定していくことで意見の集約を見た」等との経過報告が行われ,委員会として了承いたしました。 平成13年4月1日の議会情報公開の実施に向け,本委員会としては,引き続き調査,検討を継続してまいります。 また,平成12年11月14日開催の第8回委員会,11月22日開催の第9回委員会及び11月27日開催の第10回委員会においては,行政組織の一部改正,行革実施計画実施状況及び事務事業民間等委託化計画(案)について,執行部から説明を受け,委員各位から市政運営等の広範囲にわたり貴重な意見が出されるなど,慎重に審議をいたしました。 今後とも関係各位の御協力をお願い申し上げまして,本委員会中間報告といたします。 平成12年12月5日水戸市議会議長 高橋丈夫殿                 行政改革及び政治倫理等に関する調査特別委員会                              委員長 松本勝久 以上のとおりであります。        ------------------------〔朗読を省略した委員長報告〕       行政改革及び政治倫理等に関する調査特別委員会中間報告 行政改革及び政治倫理等に関する調査特別委員会の現在に至るまでの調査経過等について,その概要を中間報告いたします。 今日における社会経済情勢は,21世紀を目の前に控え,少子・高齢化情報化等の一層の進展,市民の価値観多様化など大きく変化しつつあります。また,長引く景気低迷の影響を受け,本市の行財政運営は,歳入の見通しが厳しくなる中,福祉,教育,社会資本の整備などの需要が増大しており,依然として厳しい状況にあります。 さらに,平成11年7月には,地方分権の推進を図るための関係法律整備等に関する法律が公布され,地方自治体の責任領域が増大するなど,地方自治は今,新しい時代を迎えようとしております。 このような地方分権具体化伸展により,今後議会の役割は一層増大し,市民生活に直結する重要案件が多くなるなど,市民がさまざまな機会を通じて議会の動向を正確に理解することが必要となっております。 本委員会は,これらの経過を踏まえ,平成11年9月21日の第3回市議会定例会において設置され,市行政事務改革調査に関する事項,市議会事務改革調査及び情報公開に関する事項,市議会議員及び市特別職並びに市職員等の倫理に関する事項について付託を受け,議会が調査終了を議決するまで継続して調査を行うことが認められたものであります。 以来,今日まで10回にわたり委員会を開催し,慎重に調査を重ねてまいりましたので,その経過について概要を申し上げます。 本委員会は,第1回委員会を平成11年9月21日に開催し,正副委員長の互選を行い,委員長松本勝久,副委員長渡辺政明君を選出し,今後の日程等について協議いたしました。 第2回委員会は,平成11年12月1日に開催,議会の情報公開を優先して調査することを確認した後,議会事務局から県内20市,道府県庁所在都市及び人口20万人以上の109市における議会の情報公開実施状況調査結果について説明が行われ,執行部からも情報公開条例を制定している県内の市町村の運用状況の資料が提出され,各自治体の情報公開実施機関開示請求権者並び開示文書の範囲,本市の公開状況等について説明が行われました。また,平成11年5月に公布された「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」が資料として提出されました。 これに対して委員から,情報公開実施機関となっている議会の具体的な公開・非公開基準項目等標準例について調査をし,次回の委員会に提出してほしい旨の資料請求がありました。 第3回委員会は,平成12年2月22日に開催,議会事務局から県庁所在都市及び人口20万人以上都市の中で,議会が情報公開実施機関に含まれ,事務取扱要項を定めている25市を抽出した「情報公開に伴う主要文書資料等取扱い基準議会関係調査一覧」が提出され,質疑の後,提出された本資料を各会派等において調査研究したいということで,各会派等で持ち帰り協議し,後日改めて論議することになりました。 また,委員から執行部における情報公開非公開区分標準例提出要求がありました。 次に,執行部から「行政組織の一部改正について」及び「新行政改革大綱実施計画実施状況について」の資料が提出され,組織改正がなされる部署の執行体制事務事業民間等への委託化計画行政改革実施計画によって得られた効果及び課題,常澄支所廃止等について,種々質疑応答を重ねました。 第4回委員会は,平成12年3月27日に開催,執行部から「水戸情報公開条例に基づく公開・非公開の区分の標準例」の資料が提出され,これに対して委員から,区分の標準例に記載の「他への勧告の文書」の非公開の理由,情報公開の請求から開示までの期間の短縮等について質疑がありました。特に委員から,「食糧費支出先公務員名議員名は,国の情報公開法に基づいて明らかにすべきではないか」等との質疑があり,これに対して執行部から,「個人情報非公開という原則に沿った中で行っているものであり,判例等を見ながら今後検討していきたい」等との答弁がありました。 また,前回の委員会で提出された「情報公開に伴う主要文書資料等取扱い基準議会関係調査一覧」に基づき,政友会から「水戸市議会情報公開文書等一覧表(案)」が提出され,議会情報については原則公開であるとの説明がありました。議会情報の公開・非公開の具体的な標準例については再度各会派等で協議をし,次回の委員会で報告することになりました。また,各会派等の意見が委員会に報告され,ある程度まとまった時点で,全委員ではなく,各会派等から代表を選出し,小さな組織の中で協議してはどうかとの意見が出されました。 第5回委員会は,平成12年4月24日に開催,前回に引き続き,議会の情報公開についての論議となりましたが,情報公開の開始時期等については,平成13年4月から実施できるように,できれば今年の6月か,あるいは9月定例会中間報告を行ってはどうかとの意見が出されました。 また,日本共産党水戸市議会議員団から「議会を情報公開実施機関とする提案について」,市民クラブから「水戸市議会情報公開について」の資料が提出され,説明が行われました。また,それらに関連して委員から,「他市議会の情報公開後の経過や影響等について調査する必要性があるのではないか」,「情報公開に当たっては,慎重に調査すべきではないか」等との意見が出されました。 さらに,本委員会の付議事件のうち,市議会の情報公開に関する事項以外の事項における,今後の方向づけや日程等について論議があり,委員から,「議会の情報公開に関する事項を含めて3つの分科会を設置すべきではないか」,「順序的には議会の情報公開から審議し,その後政治倫理等ほかの事項について審議していってはどうか」等との意見が出されました。また,議会の情報公開に関しての事務取扱要項の作成,小委員会等の設置や委員数,選定方法,位置づけ等について活発な論議がなされました。その結果,小委員会の設置については了承され,構成員等については次回の本委員会までに各会派等で検討することになりました。 第6回委員会は,平成12年5月10日に開催,前回に引き続き,議会の情報公開についての論議となりましたが,水政会から「水戸市議会の情報公開について」の資料が提出され,「既に施行されている水戸情報公開条例を改正し,実施機関の規定の中に議会を含めるべきかどうか,または議会独自の条例を制定すべきかどうか。情報公開を性急に行ったため将来に禍根を残すことがないよう,慎重に精査して間違いのない情報公開条例になるよう留意されたい」との意見が出されました。続いて,公明党水戸市議会から「水戸市議会を情報公開することについて」の資料が提出され,県都にふさわしい先見性に満ちた議会独自の条例を制定したいとの意見が出されました。 次に,前回から持ち越された,議会の情報公開に関する小委員会の設置に関して,小委員会の性格,位置づけ等について再度論議があり,小委員会に市議会の情報公開に関する事項を付託する方向となりました。また,本委員会に付託されている事項の中で,議会の情報公開以外の事項に関する調査の時期や小委員会の設置の有無等についても論議があり,調査時期等については,委員から,「情報公開に関する小委員会調査と合わせて,調査状況の報告については,本委員会の中で行っていくのがよいのではないか」,「情報公開については全委員の中でまとめていくことは難しいと判断したため小委員会を設置することとしたが,それ以外の事項についてはできるだけ全体の中で論議した方がよいのではないか」等との意見が出されました。 議会情報公開に関する小委員会の人数については,さまざまな意見が出され,すべての会派等が参加できる構成ではどうかということになり,休憩を挟み協議をしましたが,各会派等からの委員選出に時間を要し,次回の本委員会に持ち越しとなりました。 第7回委員会は,平成12年11月6日に開催,議会の情報公開についての基本的な問題の方向性として,初めに,議会情報の公開の是非について論議をし,「公開する」ということで委員会としての意見の集約を行いました。次に,情報公開実施方法において,水戸情報公開条例実施機関の一つに議会を含めるべきか,または議会独自の条例を制定すべきかの論議となり,意見が分かれたため,設置が決定している小委員会の中で調査をすることになりました。次に,実施時期については,平成13年4月1日を目途に進めていくことになりました。 続いて,議会の情報公開に関する小委員会について改めて論議をし,名称については,「行政改革及び政治倫理等に関する調査特別委員会議会情報公開に関する小委員会」に決定しました。委員数については,会派等別比率表(ドント方式)で9名の委員構成とし,その中に選出されなかった会派等と本委員会の正副委員長がオブザーバーとして出席することとなり,各会派から提出された委員を選任し,また,オブザーバーの委員の報告が行われました。今後は,小委員会の中で議会情報公開の細部の検討を行うことになりました。 第8回委員会は,平成12年11月14日に開催,執行部から「行政組織の一部改正」について説明があり,これに対して委員から,水戸市浄化センター南系列計画地等の土地利用を検討するための所管課や,(仮称)男女文化センターの名称や事務分掌等,常澄支所廃止後の支所機能の存続等について,活発な質疑や要望があり,次回の本委員会でこれらに対する答弁が行われることになりました。 また,日程に予定されていた「行革実施計画実施状況及び事務事業民間等委託化計画(案)について」は,提出された資料を次回までに検討し,質疑応答をすることになりました。 第9回委員会は,平成12年11月22日に開催,前回の委員会において質疑や要望のあった点について,執行部から答弁が行われました。その後さらに,常澄支所廃止後における各課の窓口機能の存続等について,種々質疑や要望が出され,次回の委員会までに再検討できるものについては,執行部から答弁をすることとなりました。 また,「行革実施計画実施状況及び事務事業民間等委託化計画(案)について」は,委託化の具体的内容等について,種々質疑や要望等が出され,それらについても,次回の委員会に答弁が行われることとなりました。 第10回委員会は,平成12年11月27日に開催,前回の委員会において質疑や要望のあった点について,執行部から答弁が行われました。これに対して委員から,常澄支所の今後の対応,中心市街地活性化に対する執行部の取り組む姿勢や事務事業民間等委託化計画における行政効果及び具体的な数値の目標等について,種々質疑応答を重ねた後,事務事業民間等委託化計画等については,今後も各常任委員会において論議していくこととなりました。 次に,さきの委員会において設置された「議会情報公開に関する小委員会」の佐藤光雄委員長から,「議会情報公開実施方法については,議会独自の条例を制定していくこととし,実施時期については平成13年4月1日からということで意見の集約を行った」との経過報告がなされ,委員会として了承しました。 この後,来る12月の第4回市議会定例会において,これまでの本委員会調査内容について,中間報告を行うことを委員会として了承しました。 以上のように調査を進めてまいりましたが,議会の情報公開の平成13年4月1日の実施に向け,また,市行政事務改革調査に関する事項,市議会事務改革調査に関する事項,市議会議員及び市特別職並びに市職員等の倫理に関する事項を,本委員会としては,引き続き調査,検討を継続してまいります。 今後とも関係各位の御協力をお願い申し上げまして,本委員会中間報告といたします。 なお,小委員会報告書を別紙添付いたします。 平成12年12月5日水戸市議会議長 高橋丈夫殿                 行政改革及び政治倫理等に関する調査特別委員会                             委員長  松本勝久        ------------------------別紙   行政改革及び政治倫理等に関する調査特別委員会議会情報公開に関する小委員会報告書 行政改革及び政治倫理等に関する調査特別委員会議会情報公開に関する小委員会の現在に至るまでの調査経過等について,その概要を報告いたします。 本委員会は,平成12年11月6日の第7回行政改革及び政治倫理等に関する調査特別委員会において設置され,市議会の情報公開に関する事項について付託を受け,調査を行うことが認められたものであります。 以来,今日まで3回にわたり委員会を開催し,慎重に調査を重ねてまいりましたので,その経過について概要を申し上げます。 本委員会は,第1回委員会を平成12年11月6日に開催,正副委員長の互選を行い,委員長佐藤光雄,副委員長に田山知賀子君を選出し,今後の日程等について協議いたしました。 第2回委員会は,平成12年11月14日に開催,議会情報公開実施方法について,水戸情報公開条例に基づく公開請求に関する事務の流れ,あるいは仙台市議会など独自の条例を制定した先進都市の例などを参考に検討し,既に施行されている水戸情報公開条例を改正して実施機関の規定の中に議会を含めるべきか,または議会独自の条例を制定すべきか等について,活発な論議がなされました。特に委員から,「議会独自の条例を制定した場合,議員で構成する不服申し立てにおける審査機関の判断の客観性に問題があるのではないか」,「議会の情報公開は議員みずからが研究して独自の条例をつくり,公開基準はより厳しくし,水戸市議会として恥ずかしくないものをつくるべきである」等との意見が出されました。 最後に,委員長私案の「水戸市議会情報公開条例(案)」が提示され,各委員が次回までに検討することになりました。 第3回委員会は,平成12年11月24日に開催,前回に引き続き,議会情報公開実施方法について,さきの委員会で提出された委員長私案の「水戸市議会情報公開条例(案)」等の資料をもとに,議会独自の条例を制定する場合には,不服申し立てにおける審査機関の委員に学識経験者等の第三者を入れることの有無,その人選方法等について活発な意見が出されました。 これまでの論議を踏まえ,議会情報公開実施方法については,全会一致をもって,議会独自の条例を制定していくこととし,実施時期については平成13年4月1日からということで,意見の集約を行いました。 今後は,条例案の詳細及び不服審査会の内容,委員会の傍聴のあり方等について,継続して調査検討を進めてまいります。 今後とも関係各位の御協力をお願い申し上げまして,本委員会経過報告といたします。 平成12年11月27日行政改革及び政治倫理等に関する調査特別委員会委員長 松本勝久殿   行政改革及び政治倫理等に関する調査特別委員会議会情報公開に関する小委員会                             委員長  佐藤光雄        ------------------------ ○議長(高橋丈夫君) 以上で,同特別委員長の報告は終わりました。        ------------------------ △認定第2号 平成11年度水戸一般会計及び特別会計決算認定について
    ○議長(高橋丈夫君) 次に,認定第2号を上程いたします。 本件は,さきの議会において,決算特別委員会に付託し,議会閉会中の継続審査となっておりますので,本特別委員長から委員会の審査の経過並びに結果について御報告を願うことにいたします。 8番,渡辺政明君。     〔決算特別委員長 渡辺政明君登壇〕 ◆決算特別委員長渡辺政明君)                 審査決定報告書                                決算特別委員会 さきの第3回市議会定例会において,当決算特別委員会に付託されました認定第2号(平成11年度水戸一般会計及び特別会計決算認定について)の審査の経過並びに結果について,御報告申し上げます。 本委員会は,第1回委員会を9月20日に開催し,正副委員長の互選を行い,委員長渡辺政明,副委員長に須田浩和君を決定した後,今後の委員会の進め方等について協議いたしました。 以来,今日まで5回にわたって委員会を開催し,提出された決算書及び審査資料を中心に,その内容について慎重に審査を行いました。 委員会の審査を通じ,今後の市政運営上留意すべき事項として各委員から出された主な意見は,次のとおりでありますが,これらの点については,委員会として執行部に改善方を要望するものであります。 これら論議の後,本件は採決の結果,賛成多数をもって認定すべきものと決定いたしました。                 審査意見1 一般会計について[歳入] (1) 交通安全施設整備事業費寄附金6,000万円が収入未済額として計上されているが,寄附金の収入未済は異例なことであり,歳入科目など会計処理上の妥当性を含め,今後の検討課題とされたい。[歳出] (1) テレホンガイド事業については,各メディアを含めた中で効果的なアクセスの方法を考慮するなど,市民にとってより利用しやすい形態とすることについて,今後,検討を進められたい。 (2) 財団法人茨城県総合健診協会への各種健康診査等の業務委託について,採血の際に発生した事故の法的責任は受託者にあり,かつ現在の契約ではその旨明記されているとのことであるが,市民が水戸市の事業であることに信頼を寄せて受診していることを真摯に受けとめ,事故の再発防止と市民が安心して受診できる体制の確立に万全を期されたい。 (3) 消防費については,老朽化した施設・設備も多く存在することから,事業の優先順位を十分に検討し,投資効果を踏まえた効率的な予算執行に一層努力されたい。 (4) 学校可燃ごみ収集運搬業務委託(A地区)については,受託業者が廃棄物の処理及び清掃に関する法律において禁じられている再委託を行ったものであるが,かかる行為が再び起こることのないよう,関係各課との連携強化や業者への指導監督の徹底など,事務執行体制の改善に努めるとともに,今後の業務委託の見直しも含め,改めて検討されたい。 (5) 総合教育研究所,図書館等教育関連施設については,教育の荒廃が叫ばれている現在,水戸市の教育に大きく貢献するものとして,一層の有効活用を図られたい。2 特別会計について (1) 国民健康保険会計 平成11年度の不納欠損額は2億874万8,120円に上り,徴収率の低下につれて年々増加の傾向にあるが,介護保険との関連でさらに深刻化し財政を圧迫していくことが懸念されるので,長期にわたる経済不況の中ではあるが,不納欠損額及び収入未済額の縮減に引き続き努力されたい。 (2) 赤塚駅北口地区市街地再開発事業会計 赤塚駅南口土地区画整理事業会計ア 昭和44年に策定された水戸市総合計画において,赤塚駅周辺副都心構想がうたわれて以来30年以上を経過し,本年度,赤塚駅北口地区第一種市街地再開発事業の完成を見たわけであるが,この間の長年にわたる執行部の努力に対し深く敬意を表するものである。今後は,南口の土地区画整理事業を初めとする諸事業に全力で取り組み,県都の都心機能の強化に向けて引き続き努力されたい。イ 駅を利用する市民の利便を考慮して,水戸駅同様,駐車場料金の30分無料化について,今後検討されたい。 (3) 公共用地先行取得事業会計 平成11年度は,水戸市土地開発公社から,宮町駐車場拡張用地として23億782万4,172円を支出し,取得したわけであるが,今後は,地方債の借りかえ等による金利負担の軽減を検討し,公社からの買い戻しが円滑に進むよう一層努力されたい。3 財産に関する調書について (1) 萱場町の墓地830平方メートルは,昭和33年の赤塚村との合併に伴い地元管理の共同墓地として引き継がれた地方自治法上の旧慣による公有財産の使用に該当する普通財産であるが,合併後40年以上を経過し,旧慣使用権を保護しながらも一定の整理が必要であると考えられるので,売却・賃貸借等の手法を検討し,整理に向けて取り組まれたい。 なお,全般的な事項として,①「需用費等における経常経費については,前年度決算見込み額を十分に踏まえた予算編成によって不用額の縮減を図り,限られた予算を効果的に執行できるよう一層努力されたい」,②「各市営施設のエレベーター保守点検業務委託については,競争原理の導入や民間での委託内容を参考に業者との折衝を行うなど,一層の経費節減に努力されたい」,③「工事・委託等の契約に際しては,随意契約については,その適性を精査し,競争入札に適さない理由を明確にした上で発注するよう,改めて強く認識されたい。また,競争入札については,公平公正な入札を確保するという観点からも,今後,十分な調査に基づく綿密な積算によって設計価格の算出に当たるよう,さらに細心の注意を払われたい」,④「契約の相手方については,法人の代表権を有する者との間での直接締結が望ましい形態であり,より慎重な対応で臨まれたい」等の意見が出されたこともあわせて報告いたします。上記のとおり報告する。 平成12年12月5日水戸市議会議長 高橋丈夫殿                              決算特別委員会                              委員長 渡辺政明        ------------------------ ○議長(高橋丈夫君) 以上で,決算特別委員長の報告は終わりました。 御報告申し上げます。午前10時15分,16番波多昭治君が出席いたしました。 この際,討論の通告がありますので,これを許します。 11番,本田忠弘君。     〔11番 本田忠弘君登壇〕 ◆11番(本田忠弘君) 日本共産党の本田忠弘です。認定第2号について反対討論を行います。以下,反対の理由を述べます。 第1は,法令違反,またはそれに相当する行政についてであります。 1つは,常澄地区の可燃物,不燃物の収集運搬業務委託契約書と仕様書の誤りを平成11年度を含め8年間続け,さらに受託者,資源開発興業株式会社が契約違反を行っておりました。これは地方自治法第234条の2の監督検査履行の保持に違反する行為であります。 2つは,小中学校の可燃ごみ収集運搬業務委託が,廃棄物処理法第7条第10項の再委託の禁止に抵触した契約書に基づいて再委託が行われました。しかも平成12年度も同じ業者に委託したのであり,二重の誤りであります。 3つは,私の調査によると,清掃事務所の随意契約については,表現の誤り2件,契約金の単位の欠落2件,根拠法令記載なし7件が発見されています。これらの事例は,ごみ行政における市当局の契約能力と管理能力の欠如と北関東通商株式会社,資源開発興業株式会社の遵法精神の欠落が明らかになったもので重大であります。 民間委託については,随意契約とその履行の総点検が求められています。そのため,総務課の法令審査や契約課の契約審査部門の強化が必要であります。 第2は,市民に大きな損害を与えた,また損害を与えることが予想される行財政についてであります。 1つは,税金,使用料の条例主義の立場から放置できない問題として,県庁所在都市等の大都市59のうち,一,二位を争う高い保育料があります。保育所保育料を市長が規則で一方的に決めることは,地方自治法第96条第4項,第225条第1項違反の疑いが強いのであります。幼稚園保育料の例に従えば,条例によって議会で議決すべきものであります。また,固定資産税についても,地価が下落するのに反比例いたしまして,税が上昇することは住民の納得できないものであります。 2つは,電源三法交付金の対象地域を旧常澄村地域のままにして,水戸市全域とすることを要求してこなかったことであります。当然,原子力や発電に対応するための事務を企画課の事務分掌に書き込むべきであります。 3つは,取手競輪事業からの収益配分金は,平成11年度は1,000万円でありました。来年度以降は赤字が予想されております。競輪事業が始まって既に50年が経過し,当初の目的である戦災復興に寄与するということは完了いたしました。私は,平成11年度に発表された取手競輪事業中長期計画策定委員会報告書で打ち出した,場外車券場を県内市町村につくる方針などはとても認められません。水戸市土浦市競輪事務組合の廃止について検討を始めるべきであります。 4つは,国民健康保険会計の黒字分5億4,000万円は国民健康保険税の引き下げに回すべきであります。被保険者資格証明書と短期被保険者証の発行をやめるべきであります。 また,水戸市は,水田面積の4割の減反を強要し,農家の経営を圧迫しております。 第3は,市民の安全と福祉と健康を守る行政に逆行することについてであります。 1つは,市民と職員に犠牲を強要する行政改革,すなわち一般には自治体リストラと言われていることについて,市は日本能率協会が作成した調査報告書に基づいて,保育所の管理運営事務等13事務事業民間等委託化計画を発表することを明らかにいたしました。初めに人件費削減の結論ありきの方式では反対であります。 2つは,JCO臨界事故についてであります。世界第3番目のレベル4の日本最悪の原子力臨界事故について,決算資料の中で何ら言及していません。庁議を2回開き,水戸市災害対策連絡会議も設置いたしました。さらに労働者が2名死亡した事件として検察庁が告訴している現状からして,主要施策の成果に一言も書いていないことは遺憾であります。 3つは,消費税は一般会計の歳入と歳出で9億800万円の影響があり,また市民会館事業会計,公設地方卸売市場事業会計などでは,使用料に含まれております。関係する会計にそれぞれ反対であります。 4つは,地方債は平成6年度以降増大し,平成7年度から平成11年度までの5年間の地方債計画と実績とを比較いたしますと,実績が計画より257億円も多くなっています。この257億円のうち75%の193億円が水戸駅北口再開発,赤塚駅北口再開発,水戸駅南口の都市開発資金であり,ゼネコン奉仕の大型開発が地方債,すなわち借金の主な原因なのであります。今後は十万原開発など水戸地方拠点開発や大工町1丁目等の再開発事業等を含め,大型開発の見直し,再検討が必要であります。公共事業は大型ではなく,下水道整備など生活密着型に重点を移すべきであります。 以上で,討論を終わります。 ○議長(高橋丈夫君) 以上で,討論は終わりました。 これより採決いたします。 本件は,ただいま委員長報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(高橋丈夫君) 起立多数。よって,認定第2号は,ただいま委員長報告のとおり決しました。        ------------------------ △日程第1=ないし=第14,議案第133号=ないし=第143号,報告第44号=ないし=第46号 ○議長(高橋丈夫君) 次に,お諮りいたします。この際,議案第133号=ないし=第143号,報告第44号=ないし=第46号,以上14件を一括上程することにいたしたいと思いますが,これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋丈夫君) 御異議なしと認め,議案第133号=ないし=第143号,報告第44号=ないし=第46号,以上14件を一括上程いたします。 それでは,市長から提案理由の説明を願います。 市長,岡田広君。     〔市長 岡田広君登壇〕 ◎市長(岡田広君) 平成12年第4回水戸市議会定例会の開会に当たり,提出いたしました議案等の概要について御説明申し上げます。 今回の提出案件は,条例の全部改正及び一部改正に関する議案5件,市道路線の認定等に関する議案1件,工事請負契約の締結に関する議案2件,土地の取得に関する議案1件,予算の補正に関する議案2件,専決処分に係る報告3件,以上14件であります。 まず,平成12年度の各会計の補正予算については,国,県支出金等の財源の変動によるもの,今後の財政需要の見通しによるもの等について,補正措置を講ずることといたしました。 すなわち,議案第142号 一般会計補正予算(第6号)については,補正総額9億6,295万5,000円となっております。 これを事項別に見ますと,補正項目は全体で14件であり,その内訳は,(1)一般補助対象経費で財源の変動により補正するもの5件,2億9,660万円の増,(2)投資的事業で補正するもの4件,8億453万7,000円の増,(3)補助金,負担金等で補正するもの1件,120万円の増,(4)その他補正するもの4件,1億3,938万2,000円の減となります。 また,歳入歳出予算のほか,債務負担行為1件及び地方債1件について,補正措置を講じてまいります。 これらの補正予算の主な事項について概要を申し上げます。 企画総務部門においては,(仮称)水戸市男女文化センターの実施設計経費について,補正措置を講じてまいります。 市民環境部門においては,消費生活情報を取得できる環境を整えるため,消費生活センターに来訪者用のパソコンを設置する経費について,補正措置を講じてまいります。 また,環境衛生の向上及び公共用水域の汚濁防止を図るため,合併処理浄化槽の設置費助成について,増額補正をしてまいります。 保健福祉部門においては,児童の健全育成を図るため,民間児童館にパソコンを設置する経費について,助成してまいります。 また,生活保護対象者の増加に伴い,扶助費の増額補正をしてまいります。 建設都市計画部門においては,水戸駅南口自転車駐車場整備事業及び見和地区住宅市街地総合整備事業について,国の補助内示により,増額補正をしてまいります。 また,道路新設改良事業に伴う債務負担行為について,新たに設定するものであります。 教育部門においては,IT(情報技術)の学習環境向上を図るため,公民館等8カ所にパソコンを設置する経費について,補正措置を講じてまいります。 議案第143号 都市開発資金用地先行取得事業会計補正予算(第1号)については,先行取得をしていた水戸駅南口自転車駐車場用地に係る一般会計の補正予算に伴い,市債の繰上償還等の補正措置を講じてまいります。 次に,その他の議案について御説明申し上げます。 議案第133号 水戸青少年問題協議会条例については,中央省庁等の再編に伴う青少年問題審議会及び地方青少年問題協議会設置法の一部改正により,関係規定の整備を行うものであります。 議案第134号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び水戸市税条例の一部を改正する条例については,中央省庁等の再編に伴う地方公務員災害補償法及び地方税法の一部改正により,関係規定の整備を行うものであります。 議案第135号 水戸児童遊園条例の一部を改正する条例については,開発行為による児童遊園の帰属に伴い,関係規定の整備を行うものであります。 議案第136号 水戸火災予防条例等の一部を改正する条例については,中央省庁等の再編に伴う消防法,消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令,児童福祉法施行令,介護保険法及び地方公共団体の手数料の標準に関する政令に規定する自治省令で定める金額等を定める省令の一部改正により,関係規定の整備を行うものであります。 議案第137号 水戸水道事業給水条例の一部を改正する条例については,中央省庁等の再編に伴う水道法の一部改正により,関係規定の整備を行うものであります。 議案第138号 市道路線の認定,廃止及び変更については,道路法の規定に基づき,開発行為による帰属,寄附の受け入れ等に伴う市道路線の認定を行うほか,廃止及び変更を行うものであります。 議案第139号及び第140号 工事請負契約の締結については,河和田住宅新築(第1工区)工事及び国補公共下水道水戸市浄化センター北系列ガス貯留設備機械改築工事について,それぞれ請負人の決定を見たものであります。 議案第141号 土地の取得については,逆川緑地用地として,取得しようとするものであります。 次に,専決処分に係る報告事項について御説明申し上げます。 報告第44号ないし第46号については,斎場内で発生した事故及び市有自動車の交通事故に関して,和解が成立したので,関係予算の補正措置とあわせて処分を行ったものであります。 これらについては,事務執行上急を要したので,地方自治法第179条の規定により処分したものであり,ここに議会の承認を求めるものであります。 以上をもちまして,提出議案等の説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御協賛を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋丈夫君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。        ------------------------追加議案の提出について ○議長(高橋丈夫君) この際,市長から議案が追加提出されましたので,議事課長から報告させます。     〔議事課長,報告〕        ------------------------                             財政第389号                             平成12年12月5日水戸市議会議長 高橋丈夫様                             水戸市長 岡田 広               議案の送付について 平成12年第4回水戸市議会定例会に追加提案するため,下記議案を送付します。                   記市議会議案第144号 水戸市役所常澄支所及び赤塚出張所条例の一部を改正する条例  〃  第145号 水戸市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例  〃  第146号 平成12年度水戸一般会計補正予算(第7号)  〃  第147号 平成12年度水戸市国民健康保険会計補正予算(第2号)  〃  第148号 平成12年度水戸市下水道事業会計補正予算(第1号)  〃  第149号 平成12年度水戸市墓地公園事業会計補正予算(第1号)  〃  第150号 平成12年度水戸市公設地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)  〃  第151号 平成12年度水戸市市民会館事業会計補正予算(第1号)  〃  第152号 平成12年度水戸市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)  〃  第153号 平成12年度水戸市赤塚駅北口地区市街地再開発事業会計補正予算(第1号)  〃  第154号 平成12年度水戸市介護保険会計補正予算(第1号)  〃  第155号 平成12年度水戸市水道事業会計補正予算(第1号)  〃  第156号 水戸市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例        ------------------------ △議案第144号=ないし=第156号 ○議長(高橋丈夫君) それでは,お諮りいたします。 ただいま追加提出されました議案第144号=ないし=第156号,以上13件を日程に追加し,直ちに一括上程することにいたしたいと思いますが,これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋丈夫君) 御異議なしと認め,議案第144号=ないし=第156号,以上13件を一括上程いたします。 それでは,ただいま一括上程いたしました13件について,市長から提案理由の説明を願うことにいたします。 市長,岡田広君。     〔市長 岡田広君登壇〕 ◎市長(岡田広君) ただいま追加提出いたしました議案について,その概要を御説明申し上げます。 議案第144号 水戸市役所常澄支所及び赤塚出張所条例の一部を改正する条例については,平成12年度末で常澄支所を廃止し,平成13年4月から常澄出張所を設置することに伴い,関係規定の整備を行うものであります。 議案第145号 水戸市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については,国家公務員の給与改定に準じて,職員の給与改定の措置を講ずるものであります。 すなわち,期末手当及び勤勉手当の引き下げ並びに扶養手当の引き上げを行い,平成12年4月1日から適用するものであります。 議案第146号ないし第155号については,給与改定等に伴う予算の補正措置を講ずるものであります。 議案第156号 水戸市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例については,老人保健法の一部改正に伴い,関係規定の整備を行うものであります。 以上をもちまして,提出議案の説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御協賛を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋丈夫君) 以上で,提案理由の説明は終わりました。        ------------------------ △休会の件 ○議長(高橋丈夫君) それでは,お諮りいたします。 本日は,この程度をもって散会し,明6日から10日までの5日間は議案調査のため休会とすることにいたしたいと思いますが,これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋丈夫君) 御異議なしと認め,さよう決しました。        ------------------------ △次回の議事日程の報告 ○議長(高橋丈夫君) それでは,次回の議事日程議事課長から報告させます。     〔議事課長,報告〕        ------------------------               議事日程(第2号)                    平成12年12月11日午前10時開議                   (                  )                    第4回水戸市議会定例会第1 議案第133号=ないし=第156号,   報告第44号=ないし=第46号        ------------------------ ○議長(高橋丈夫君) 本日は,これにて散会いたします。          午前10時43分 散会...